今回は、京都発の人気ラーメンチェーン店『天下一品のこってりラーメン』を作りました。
鶏をベースにした名前からわかる通り超コッテリなスープが最大の特徴で、初めて食べたときはびっくりしたのを鮮明に覚えています。
今回のポイントは
- 鶏皮をメインにしたスープをベースに
- 白色の香味野菜を中心にクタクタになるまで煮込み
- 特製の醤油タレと中細ストレート麺で仕上げます
では、早速『天下一品・こってりラーメン』の作り方を見ていきましょう!
このブログは、管理人が「天下一品」のオマージュとしてアレンジして作ったものであり、お店の正確なレシピ紹介ではありません。
あくまでも○○風というオリジナルですので、作り方などは参考としてラーメン作りを楽しんでください。
🍜天下一品・こってりラーメン・これだけは押さえたい3つのポイント
『天下一品・こってりラーメン』を作っていくうえでのポイントを3つにまとめてみました。
Point①: 鶏皮を丸ごと使って濃厚なスープに仕上げる
Point②: ポイントは白色!香味野菜たっぷりなスープ
Point③: 最大のポイント!材料は丸ごとスープにします
Point①:味の決め手の鶏皮
👉📽YouTube 03:29~
鶏のスープベースには「鶏皮」を使います。
鶏の皮は出汁がしっかり出るのと同時に、皮の下に鶏脂をたっぷり含んでいるので今回のスープには相性バッチリです。
後述しますが、ブレンダーで砕きやすいということもあります。いずれにせよしっかりと煮込んでいき鶏の旨味を最大限抽出することが大切です。
Point②:白色でまとめた香味野菜の風味がポイント
👉📽YouTube 00:35~
むかしむかし、「シルシルミシル」という番組で天下一品の秘密についてやっていました。(気になる方は検索してみて下さい)
そこでラーメンの材料について社長が言っていたのは【鳥と11種類の野菜を煮込んだもの】ということでした。しかも、11種類の野菜のうち6種類は「長ねぎ、玉ねぎ、にんじん、にんにく、しょうが、かぶ」だそうです。
この情報を知らずに作ってしまった(今調べて知った)…ので「にんじん・生姜」は入っていませんが、ここにさらに「じゃがいも、白米、大根、干し椎茸、昆布」を入れたので奇跡の11種類コンプリート!!
①生姜を入れる場合は
ブレンダーにかけずに(昆布や椎茸のように)取り出すか or ブレンダーで砕く場合は少量、大体50g程度でいいと思います。
②人参を入れる場合は色がついてしまうんじゃないかなぁと思います(想像)なので、
同じくブレンダーにかけずに取り出す or ブレンダーで砕く?いやぁ、ちょっと自信ないので気になる方はブレンダーで砕いてみて下さい
この野菜たちが入ることによってスープにとろみがつくのと同時に野菜の旨味がダイレクトに味わうことが出来ます。
Point③:ここが意外!ブレンダーで余すことなくスープに
👉📽YouTube 06:15~
鶏皮と香味野菜を計2時間煮たらブレンダーで全体を砕いていきます。
2時間あればそれぞれの具材がとろけるように柔らかくなっていますので問題なくピューレ状に出来ます。
ミキサーで代用することも可能ですが、熱いままミキサーにかけてしまうと圧力の関係で具材が飛び出してきてやけどの危険があるので、ミキサーの方は十分に気をつけてくださいね!
★僕が使っているブレンダー
家系ラーメンの動画ではスープの乳化に必要だったり、魚介香味油や天下一品のスープを作った時のよう材料を砕いたり、材料のみじん切りに使用したりと、これ一台あればフードプロセッサーもミキサーも必要ありません。
👇さっそく動画にてチェック!
🍜天下一品・こってりラーメン・まずはYouTubeでチェック!
ドロドロなスープは必見『天下一品・こってりラーメン』の作り方をYouTubeで動画をアップしていますのでチェック👍
再現率高し!天下一品のコッテリスープ
野菜の雑味を出さないために皮はしっかりと丁寧に取り除きましょう(´ω`*)↓
スープの作り方・時系列
おおまかな手順にはなりますが、基本的には以下の通りで進めていきます。
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STEP1準備①香味野菜の準備(🎈📽YouTube 00:35~)
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STEP2調理①鍋に具材を入れていきます (🎈📽YouTube 03:29~)
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STEP3調理②鍋を火にかけます(🎈📽YouTube 04:35~)
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STEP4調理③沸騰したら灰汁を取り除いて60分煮込む(🎈📽YouTube 04:48~)
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STEP5調理④60分後、減った水分を足してさらに60分煮込む(🎈📽YouTube 05:10~)
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STEP6調理⑤さらに60分後、スープを仕上げる(🎈📽YouTube 05:28~)
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STEP7調理⑥ブレンダーで具材を粉砕していきます(🎈📽YouTube 06:15~)
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STEP8調理⑦スープを漉して完成(🎈📽YouTube 07:30~)
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STEP9調理⑧トッピングの準備(🎈📽YouTube 08:27~)
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STEP10調理⑨スープの味付け(🎈📽YouTube 09:35~)
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STEP11調理⑩麺を茹でる(🎈📽YouTube 10:12~)
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STEP12盛り付け盛り付けします(🎈📽YouTube 10:44~)
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STEP13仕上げ完成です!!(🎈📽YouTube 11:50~)
🍜天下一品・こってりラーメン・材料の準備
今回は鶏の旨味は「鶏皮」で、香味野菜はスープに色をるけないように「白色野菜」でまとめています。
色を付けないという点で昆布・干椎茸はブレンダーにかける前に取り除くことを忘れないようにしましょう!
スープの材料
🍥スープ(動物系)の材料
- 鶏皮・・・500g
🍥スープ(魚介系)の材料
- 昆布・・・切り昆布(中)1枚
🍥スープ(香味野菜類)の材料
- 長ネギの白いところ・・・100g
- 玉ねぎ・・・300g
- かぶ・・・150g
- 大根・・・150g
- じゃがいも・・・200g
- 白米・・・100g
- にんにく・・・10かけ
- 干し椎茸・・・3コ
チャーシューの肉の種類
- 豚肉・・・豚バラチャーシュー
香味油はコレ
- チー油(ブレンダーで攪拌)
タレはコレ
- しょうゆタレ・・・35cc(【#014】醤油タレの作り方)
その他
- なし
🍜天下一品・こってりラーメン・麺の選び方
ベストマッチな麺はコレ!
🍥『中細ストレート麺』です
麺の太さは「中細ストレート麺」がベストです。
細すぎるよりもちょい太めがおすすめ。実際の天一はもっちりとした食感もあるので、なかなかあの麺を探すのは難しいとは思いますが、中細の麺であればちぢれていても美味しいですよ(*´з`)
🍜天下一品・こってりラーメン・おすすめなトッピングと香辛料
『天下一品・こってりラーメン』のトッピングです。
- 豚のばら肉を使ったの”チャーシュー”
- 香りがさわやか”青ねぎ”
- 定番の”メンマ&味玉”
です。
定番の王道トッピングで構成されていますが、スープに特徴がありすぎるのでこのくらいがベストバランスですね。
おすすめのトッピング
🍥トッピングの材料
- チャーシュー・・・脂のうまい豚バラ肉
- メンマ・・・定番
- 青ネギ・・・九条系青ネギがベスト
おすすめの香辛料
🍥香辛料の種類
- 白コショウ・・・おすすめ度
- 唐辛子味噌・・・おすすめ度
卓上にある唐辛子味噌は入れるといい味変になります。味噌のコクも加わって止まらないウマさに。
白コショウはピリッとした辛味と華やかな香りを与えてくれますので、普通のコッテリでは物足りない方におすすめです!
🍜天下一品・こってりラーメン・まとめ
『天下一品・こってりラーメン』の動画は見ていただけましたでしょうか?
あらためて特徴を3つにまとめますと、
- 鶏皮と香味野菜を使った”鶏のポタージュ系スープ”
- ”バラチャーシュー・メンマ・青ねぎ・煮卵”の定番トッピング
- 麺は”中細ストレート麺”、”醤油タレ”で仕上げる
ここを外さなければ自作の『天下一品・こってりラーメン』は完成します。
最大の特徴はポタージュスープのように具材を全部砕いてピューレ状にするということです。素材のうまみを引き出すにも、きれいに砕くためにも、具材をしっかりと煮込むことが大切です。
じゃがいもとお米はスープの濃度づけには必須なので必ず入れるようにしてくださいネ!
完璧を目指すよりもまずは作ってみることのほうが大切!
せっかくなのでぜひ一度作ってみてYouTubeのコメントに報告ください( *´艸`)
自分で作った『天下一品・こってりラーメン』は、一度食べたらやみつきになりますよー(*´з`)
🍜天下一品・こってりラーメン・あとがき
『天下一品・こってりラーメンのつくりかた』に関して、動画では伝えきれない注意点などを書いてきました。
その濃厚スープの実態はたっぷりの野菜類が2/3を占めるわけで、鶏皮のコラーゲンと合わさると実はめっちゃ身体に良い栄養満点スープだったりします。
身体にはいいかもしれませんが、鶏の皮を使っているのでカロリーは高めにはなるので食べすぎには注意ですよ!
質問やコメントなどはYouTubeのコメント欄に書いていただければ必ず目を通します。
引き続き、動画だけでは伝えきれない細かなことも書いていきますのでブログに遊びに来てください(*´ω`*)
ぜひ『週末』に『ラーメン』作ってみて下さいね(´ω`*)
ごちそうさまでした!(*´з`)