今回は、今やラーメンにおける一つのジャンルになった『横浜家系ラーメン』を作ります。
横浜の吉村家から始まった家系ラーメンは、作り方を真似たチェーン店も日本全国に増えて、どこでも食べれるようになりましたね。
特徴といえば豚と鶏の動物系スープに、短め麺の太ストレート麺、ホウレンソウや海苔といった特徴あるトッピングにチー油を浮かべるといった構成で作られます。
また、ライスと一緒に食べることでその魅力は倍増します。
今回は、豚ゲンコツと鶏のもみじでスープを作りオリジナルの醤油ダレとチー油で仕上げます。
では、早速『横浜家系ラーメン』の作り方を見ていきましょう!
🍜横浜家系ラーメン・これだけは押さえたい3つのポイント
『家系ラーメン』を作っていくうえでのポイントを3つにまとめてみました。
Point①: 煮込む時間を圧力鍋で短縮しましょう
Point②: 鶏がらではなく鶏足(もみじ)を使う
Point③: トッピングのほうれん草と海苔は必須
Point①:ぜひ圧力鍋を活用しましょう
👉📽YouTube 05:33~
今までのシリーズ、特に【#021】【#023】【#024】【#026】【#029】【#031】の豚骨ベースのスープは、圧力鍋がない方のために一から作る方法でレシピをお伝えしてきました。
基本的なベースの作り方は一緒なので、今回からは手間を省く&時間短縮のために圧力鍋を使いましょう!
圧力なべを使えば時間は半分・ガス代も半分・手間も半分ということなしです!
圧力鍋がない場合の白濁系の『パイタンスープの作り方』は以下を参考にどうぞ↓
https://ramenchef-japan.com/tonkotsu1/
Point②:鶏の『もみじ』がオススメ
👉📽YouTube 00:26~
鶏のもみじですが、料理業界にいなければなかなか見る機会はないと思います。中華料理や東南アジアなどでは鶏足はポピュラーな食材で、日本では大分県日田市周辺で郷土料理として食べられているようです。
見た目が葉っぱの紅葉(もみじ)に似ていることから名付けられたこの部位は、名前は素敵ですが見た目がちょっとグロテスクですよね…
ですが、ゼラチン質をたっぷり含むことから鶏の出汁を取るには秀逸です。今回の家系ラーメンには白濁した乳化スープを作る必要があるため、一般的な鶏がらよりもみじ(鶏足)が適しています。
Point③:家系といえばの代表トッピング
👉📽YouTube 09:07~
家系ラーメンといえば外せないトッピングに”ほうれん草”と”海苔”があります。もちろん、うずらやキャベツなどあるのは知っているんですが絶対必須なのはほうれん草と板海苔です!できれば追加で頼んで食べましょう!!幸福感が増します( *´艸`)
👇さっそく動画にてチェック!
🍜横浜家系ラーメン・まずはYouTubeでチェック!
『家系ラーメン』の作り方をYouTubeで動画をアップしていますのでチェック👍
2種類のスープを紹介してます
以降の各種ラーメンに続く基幹動画なので少し長いですがタメになる動画です(´ω`*)↓
スープの作り方・時系列
おおまかな手順にはなりますが、基本的には以下の通りで進めていきます。
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STEP1準備①材料の準備(🎈📽YouTube 00:26~)
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STEP2準備②豚ゲンコツと鶏足(もみじ)のあく抜き(🎈📽YouTube 01:20~)
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STEP3準備③沸騰して10分後、灰汁を洗い流す(🎈📽YouTube 02:38~)
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STEP4スープ作り①スープを仕込みます(🎈📽YouTube 03:43~)~
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STEP5スープ作り②灰汁をしっかりと取り除く(🎈📽YouTube 04:29~)
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STEP6調理①途中でチャーシューを取り出して煮付ける(🎈📽YouTube 05:02~)
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STEP7スープ作り③スープに3時間圧力をかける。煮込み開始(🎈📽YouTube 05:33~)
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STEP8スープ作り④3時間後、豚骨や鶏足(もみじ)の骨の周りの関節や脂・肉などがホロホロになっているので、よくかき混ぜてスープに溶かし込む(🎈📽YouTube 05:57~)
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STEP9スープ作り⑤野菜類をスープに入れ、圧力鍋でさらに30分(🎈📽YouTube 06:19~)
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STEP10スープ作り⑥スープの完成です(🎈📽YouTube 07:11~)
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STEP11スープ作り⑦完成したスープを漉す(🎈📽YouTube 07:23~)
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STEP12調理②家系ラーメンには欠かせないトッピングのほうれん草を茹でる(🎈📽YouTube 09:07~)
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STEP13調理③うずらの卵を調味液に漬ける(前日にやりましょう)(🎈📽YouTube 10:01~)
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STEP14調理④トッピングの準備(🎈📽YouTube 10:41~)
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STEP15調理⑤麺を茹でる(🎈📽YouTube 11:15~)
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STEP16盛り付けタレ・チー油・スープ・麺・トッピングを盛り付けます(🎈📽YouTube 11:40~)
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STEP17仕上げ家系ラーメンの完成です!!(🎈📽YouTube 12:49~)
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ENDおまけ動画【2倍速】チー油の作り方の動画です(^^♪(🎈📽YouTube 13:32~)
🍜横浜家系ラーメン・材料の準備
家系ラーメンは、全国にあるラーメンショップが源流と言われています。その構成する原料は豚ガラ主体の鶏が補助、各種香味野菜といったベーシックな材料。
野菜の重要性については好みの部分もありますが、今回は甘味を追加したかったので玉ねぎ・ねぎ・にんにくのみ使用しています。
スープの材料
🍥スープ(動物系)の材料
- 豚のゲンコツ・・・2.5kg
- 鶏足(もみじ)・・・1kg
- チャーシュー用の豚肩ロース・・・1.5kg
🍥スープ(魚介系)の材料
- なし
🍥スープ(香味野菜類)の材料
- 玉ねぎ・・・1玉分(半分カット)
- 長ネギの青いところ・・・2本分
- にんにく・・・1玉(よこ半分にカット)
チャーシューの肉の種類
- 豚肉・・・赤身と脂質のバランスが良い肩ロース肉(僕の一番好きな部位)
香味油はコレ
- 香味油・・・30cc(【#011】チー油の作り方)
タレはコレ
- 醤油たれ・・・40cc(【#014】醤油タレの作り方)
🍜横浜家系ラーメン・麺の選び方
家系ラーメンといえば『中太麺』ですね!濃厚なスープに、ライスと一緒に食べるのに適した少し短めの麺。かんぺき(*´ω`*)
ベストマッチな麺はコレ!
🍥麺の太さは中太麺がおススメです
家系ラーメンといえば”中太ストレート麺”一択ですね。
吉村家総本山系列のラーメン屋では「酒井製麺」という製麺所から麺を仕入れ、そのブランドを維持しています。
今では様々な家系ラーメンが増え、店主の好みによっては平打ち系の麺やちぢれを入れた麺を使用している店も出てきています。
それでも共通点は”中太”。あのチー油の浮いた濃いしょうゆ味のスープには、中太以上の太さがないと最大限家系ラーメンを楽しめないということですね。
🍜横浜家系ラーメン・おすすめなトッピングと香辛料
横浜家系ラーメンと言えば、代表的なトッピングはほうれん草と海苔ですね!
もちろん定番トッピングのチャーシューもあるんですが、僕はチャーシューなくても十分楽しめますね。
また、壱六家が最初といわれている”うずら”の味玉もトッピングしましたよ。
おすすめのトッピング
🍥トッピングの材料
- チャーシュー・・・赤身と脂身のバランスの良いの豚肩ロース
- うずら味玉 ・・・漬け込んだだけ
- 海苔 ・・・好きなだけ乗せましょ
- ほうれん草 ・・・”美味しい茹で方”は別記事ご参考にどうぞ
おすすめの香辛料
🍥香辛料の種類
- 豆板醤 ・・・おすすめ度
- おろしにんにく・・・おすすめ度
- 黒コショウ ・・・おすすめ度
- 酢漬けショウガ・・・おすすめ度
- 胡麻 ・・・おすすめ度
僕はいつもトッピングでほうれん草と海苔を追加でします。そこへ追加でライスも頼んで豆板醤をたっぷりのせます。そこへスープに浸したほうれん草をのせノリで巻いて食べる『辛子味噌海苔巻きご飯』にして食べるのが大好きです( *´艸`)
もちろん、にんにくもおすすめ!!
🍜横浜家系ラーメン・まとめ
『横浜家系ラーメンの作り方』の動画は見ていただけましたでしょうか?
横浜家系ラーメンの特徴を3つにまとめますと、
- 豚と鶏から作る白濁した白湯スープ。
- たれはしょうゆダレに香味油はチー油を使う。
- トッピングにはほうれん草・海苔が特徴。チャーシューは燻す場合も。
ここを外さなければ自作の家系ラーメンは完成します。
やはりスープを白濁させる必要がありますのである程度時間がかかります。圧力鍋は必須ですね(*´з`)
自分で作った『横浜家系ラーメン』は、一度食べたらやみつきになりますよー(*´з`)
🍜横浜家系ラーメン・あとがき
『横浜家系ラーメンの作り方』に関して、動画では伝えきれない注意点などを書いてきました。
横浜家系総本家の吉村家から始まった家系ラーメンは、作り方を真似たチェーン店も日本全国に増えどこでも食べれるようになりましたね。
家系ラーメン店では、スープの味の濃さ・チー脂の量・麺のかたさ(硬め・普通・柔らかめ)をオリジナルで注文できるのも魅力です。
質問やコメントなどはYouTubeのコメント欄に書いていただければ必ず目を通します。
引き続き、動画だけでは伝えきれない細かなことも書いていきますのでブログに遊びに来てください(*´ω`*)
ぜひ『週末』に『ラーメン』作ってみて下さいね(´ω`*)
参考にさせてもらいます
圧力鍋6Lですと小さいですかね?
6人分を作ります
亜秋さん
コメントありがとうございます。
6lでももちろん大丈夫です。圧力鍋でしょうか?
もし圧力鍋でない&鍋が小さい場合ですが、こまめに見ていないと水分が減るスピードが早く、スープが煮詰まって鍋底が焦げやすくなります。
その点だけ注意して作ってみて下さいね(^^)
こんにちは。
ブログも拝見させていただきました。
頑張ってください!
こんにちは!
ブログも拝見しました。
頑張ってください!
二回やっちまったw
ありがとうございます!
動画だけでは伝えきれないのでブログもやってます。
少しでも有益な情報源になれば書いてる甲斐があります!