今回は、カップラーメンやコンビニ麺でもおなじみの『辛辛魚らーめん』の作り方をご紹介します。
辛辛魚らーめんは東京・石神井の人気店「麺処・井の庄」の人気麺で、都内に別ブランドの濃菜麺など数店舗展開されているようですね。(2020年5月現在)
名前は知っていたのですがなかなか食べに行けず…初めて食べたのは、実はコンビニで見つけたカップラーメンでした。正直カップ麺に期待はしていなかったんですが、一度食べたら結果的に毎日食べるほどやみつきになってしまいました笑
今回は、動物系と魚介の濃厚なスープにじゃがいもで濃度をつけ、簡単に作る自家製のラー油と魚粉を使って仕上げます。
では、早速『辛辛魚らーめん』の作り方を見ていきましょう!
このブログは、管理人が「辛辛魚」のオマージュとしてアレンジして作ったものであり、お店の正確なレシピ紹介ではありません。
あくまでも○○風というオリジナルですので、作り方などは参考としてラーメン作りを楽しんでください。
🍜辛辛魚らーめん・これだけは押さえたい3つのポイント
『辛辛魚ラーメン』を作っていくうえでのポイントを3つにまとめてみました。
Point①: 豚骨と魚介で濃厚なスープをつくる
Point②: じゃがいものピューレで濃度をつける
Point③: 『辛辛魚』の特徴3選「ラー油」と「一味唐辛子」と「魚粉」
Point①:動物系+魚介の白濁したこってりスープを作る
👉📽YouTube 00:24~
豚のゲンコツだけでなく鶏がら(今回はもみじ)も使用します。
魚介の旨味も『辛辛魚』の大切な要素なので煮干しを筆頭に様々な厚削りぶしも使用してどっしりとした骨太スープを作りましょう。以下を参考にご覧ください↓
Point②:とろみづけには○○を使いましょう
👉📽YouTube 07:42~
スープの濃度づけにはじゃがいもピューレを使いましょう!スープに濃度をつける方法は何種類かあって、
- 小麦粉と脂で”ルー”を作って混ぜる(市販のカレールーを想像していただければOK)
- 中華料理でよく使われる”片栗粉”や和菓子で使われる”くず粉”を使う
- 米と一緒に煮込みつぶしてとろみをつける(米粉も可)
- ポタージュの原理でじゃがいものでんぷんを使ってとろみをつける
などがあります。
今回は④の方法で作ります。茹でたじゃがいもに豚骨スープを同量入れてブレンダーを使ってラーメン用のポテトピューレを作ります。
そのピューレを魚介の効いた濃厚スープと合わせたら濃厚な辛辛魚スープの完成です。
Point③:簡単自家製ラー油の作り方
👉📽YouTube 08:32~
動画内では自家製のラー油を作っています。ここで簡単に説明しますと、
『ラード(サラダ油でもOK)にお好みの量の一味唐辛子を入れてレンジでチンするだけ』です。今回はラード50gに一味唐辛子5gで作っています。
注意しなければいけないのが短い時間で区切って様子を見ながら火入れしてください。レンジと言えど調理中目を離してしまうと、唐辛子が焦げておいしくないラー油になってしまいます。
👇さっそく動画にてチェック!
🍜辛辛魚らーめん・まずはYouTubeでチェック!
『辛辛魚』ラーメンの作り方をYouTubeで動画をアップしていますのでチェック👍
辛いのに止まらいコッテリ感
汗かきながら食べるラーメンは最高です(´ω`*)↓
スープの作り方・時系列
おおまかな手順にはなりますが、基本的には以下の通りで進めていきます。
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STEP1準備①材料の準備(🎈📽YouTube 00:24~)
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STEP2準備②豚ゲンコツと鶏足(もみじ)のあく抜き(🎈📽YouTube 01:38~)
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STEP3準備③沸騰して10分後、灰汁を洗い流す(🎈📽YouTube 02:04~)
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STEP4スープ作り①スープを仕込みます(🎈📽YouTube 02:34~)~
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STEP5スープ作り②灰汁をしっかりと取り除く(🎈📽YouTube 02:57~)
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STEP6調理①途中でチャーシューを取り出して煮付ける(🎈📽YouTube 03:19~)
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STEP7スープ作り③スープに3時間圧力をかける。煮込み開始(🎈📽YouTube 03:34~)
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STEP8スープ作り④3時間後、豚骨や鶏足(もみじ)の骨の周りの関節や脂・肉などがホロホロになっているので、よくかき混ぜてスープに溶かし込む(🎈📽YouTube 03:48~)
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STEP9スープ作り⑤野菜類をスープに入れ、圧力鍋でさらに30分(🎈📽YouTube 04:06~)
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STEP10スープ作り⑥完成したスープを漉す(🎈📽YouTube 04:55~)
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STEP11準備④魚介系のうま味の元である煮干しの準備(🎈📽YouTube 05:36~)
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STEP12スープ作り⑦計量した煮干しをスープへ入れ、沸騰したら弱火にして90分煮る(🎈📽YouTube 05:54~)
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STEP13スープ作り⑧90分経ったのでシノワでスープを裏ごします(🎈📽YouTube 06:41~)
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STEP14スープ作り⑨煮干しを砕きながら旨味を出し切る(🎈📽YouTube 07:20~)
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STEP15調理②じゃがいものピューレを作ります(🎈📽YouTube 07:42~)
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STEP16調理③超簡単な自家製ラー油を作ります(🎈📽YouTube 08:32~)
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STEP17調理④各種トッピングの準備(🎈📽YouTube 09:02~)
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STEP18調理⑤麺を茹でる(🎈📽YouTube 09:45~)
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STEP19調理⑥完成スープを作ります(🎈📽YouTube 10:03~)
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STEP20盛り付けスープ・茹で上がった麺・各種トッピングを盛り付け(🎈📽YouTube 10:57~)
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STEP21仕上げ完成です!!(🎈📽YouTube 12:13~)
🍜辛辛魚らーめん・材料の準備
辛辛魚らーめんは、辛いだけでなくあと引く美味しさの秘密はベースにどっしりとした濃厚なスープがあるからです。
スープには動物系の「豚骨主体+鶏がら」スープに、魚介系の「にぼし+厚削りぶし」を大量に使用して骨太スープに仕上げましょう!
スープの材料
🍥スープ(動物系)の材料
- 豚のゲンコツ・・・2.5kg
- 鶏足(もみじ)・・・1kg
- チャーシュー用の豚肩ロース・・・1.5kg
🍥スープ(魚介系)の材料
- 『鰹節のカネイ』の鯖節・鯵節・宗田鰹節・鰯の煮干しの厚削り節ミックス・・・30g
- イワシの煮干し・・・170g
🍥スープ(香味野菜類)の材料
- 玉ねぎ・・・1玉分(半分カット)
- 長ネギの青いところ・・・2本分
- にんにく・・・1玉(よこ半分にカット)
- じゃがいも・・・ピューレ状で200g
チャーシューの肉の種類
- 豚肉・・・赤身と脂質のバランスが良い肩ロース肉(僕の一番好きな部位)
香味油はコレ
- 自家製ラー油・・・ラード50gと一味唐辛子5gをレンジでチン
- 香味油 ・・・【#028】魚介香味油の作り方
タレはコレ
- 醤油たれ・・・【#014】醤油タレの作り方
🍜辛辛魚らーめん・麺の選び方
辛辛魚らーめんに使用した麺は『中太ストレート麺』です!
ある程度の太い麺が濃度のあるスープにはマッチします。このスープの美味しさは細麺では享受できないですね(*´ω`*)
ベストマッチな麺はコレ!
🍥麺の太さは中太麺がおススメです
正確には中太以上の麺でしょうか。極太でも太麺でもばっちり合うと思います。ちぢれでも多加水麺でもバッチリ合いますが、ここは中太麺以上の麺であればなんでも合うでしょう。
僕はよくマルちゃん製麺の麺を使用していますが、あの麺はとても万能です。かつ、全国に売っていますので皆さんも手に取りやすいと思って選んでいます。
僕は自作の麺は作りませんが、それは体験談によるもので麺の在り方についての考え方はのちに記事にしたいと思います。
🍜辛辛魚らーめん・おすすめなトッピングと香辛料
『辛辛魚らーめん』のトッピングにはいくつかの特徴があります。
- 何と言っても辛味の源泉の”ラー油”
- 中心にこんもり盛られた”魚粉(節粉)”
- 節粉の上に重なるように盛られる”一味唐辛子”
この3つです。
この3つがなければ『辛辛魚』は完成されません。もちろん、ベースのしっかりとしたスープや少し厚めに切られたネギや各種トッピングがしっかりしているからこそではあります。
おすすめのトッピング
🍥トッピングの材料
- チャーシュー・・・豚肩ロースのチャーシュー
- 白ネギ ・・・少し厚めにカット
- 海苔 ・・・1枚
- 味玉 ・・・中はトロトロです
- メンマ ・・・自家製。別記事参照
おすすめの香辛料
🍥香辛料の種類
- ラー油 ・・・おすすめ度
- 魚粉(節粉)・・・おすすめ度
- 一味唐辛子 ・・・おすすめ度
文句なしでコレですね。トッピングに乗っちゃってますからね。
スパイスはこれ以上入れないほうがおいしく食べれますから充分ですね(*´ω`*)
🍜辛辛魚らーめん・まとめ
『辛辛魚らーめんの作り方』の動画は見ていただけましたでしょうか?
あらためて特徴を3つにまとめますと、
- 豚骨と魚介の旨味を引き出した濃厚な白湯スープ
- たれは”醤油だれ”、ラードの旨味も併せもつ”自家製らー油”
- 濃厚にするためにじゃがいものピューレでとろみづけし、”魚粉”と”一味唐辛子”でその一杯を決定づける
ここを外さなければ自作の辛辛魚らーめんは完成します。
他のラーメンに比べて少し手間が多くて作るのが億劫になってしまうかもしれません。ですが、完璧を目指すよりもまずは作ってみることのほうが大切!
せっかくなのでぜひ一度作ってみてYouTubeのコメントに報告ください( *´艸`)
やはりスープを白濁させる必要がありますのである程度時間がかかります。時短と手間を省くためにも圧力鍋は必須ですね(*´з`)
自分で作った『辛辛魚らーめん』は、一度食べたらやみつきになりますよー(*´з`)
🍜辛辛魚らーめん・あとがき
『辛辛魚らーめんの作り方』に関して、動画では伝えきれない注意点などを書いてきました。
辛いラーメンはとてもクセになりますよね。蒙古タンメン(カップ麺のほう)も好きでよく食べますが、どちらかしか食べれないとなれば僕は迷わず『辛辛魚』を選びます。
質問やコメントなどはYouTubeのコメント欄に書いていただければ必ず目を通します。
引き続き、動画だけでは伝えきれない細かなことも書いていきますのでブログに遊びに来てください(*´ω`*)
ぜひ『週末』に『ラーメン』作ってみて下さいね(´ω`*)
今回は自作なのでライス入れちゃいました。最高においしかった~ごちそうさまでした(*´з`)