今回は、チャンネル登録者1000人を記念してオリジナルのラーメン『冷やしトマトラーメン』を作りました。
夏野菜の代表「完熟トマト」を和風の出汁に合わせた一杯ですが、ポイントはレモン・梅・おろし生姜です。サッパリとした各トッピングが、濃厚なトマトのうま味に絶妙に合う夏にピッタリな一杯です。
今回のポイントは
- 魚節・昆布・椎茸の旨味をしっかりと引き出した和風スープに
- 夏の完熟トマトをメインに使ってレモン・梅・おろし生姜で味の補強
- 極細ちぢれ麺を合わせます
では、早速『冷しトマトラーメン』の作り方を見ていきましょう!
🍜冷しトマトラーメン・これだけは押さえたい3つのポイント
『冷しトマトラーメン』を作っていくうえでのポイントを3つにまとめてみました。
Point①: 和風スープは魚介の旨味強めに出汁を作る
Point②: 『トマト』はもちろんですが、大切な『脇役3種類』
Point③: 麺は3回に分け流水でよく締める
Point①:普通の和風だしの取り方ではダメです
👉📽YouTube 00:38~
和食で使用する出汁と、ラーメンで使う和風出汁。一見同じようで同じではありません。
和食の出汁の目的は素材の良さを引き出すため。なので、出汁が出すぎてしまうと、魚の香りの強さや生臭さが素材へ移ってしまい、せっかくの料理が台無しです。
ですが、ラーメンに使うとなると話は別です。なぜなら、普通の和風出汁では風味が弱すぎて麺料理として美味しさを感じることができません。ですので、和食の出汁よりも食材の量は多め&煮出し方・時間はより多くなります。
魚のえぐみや香り(臭さ)をあえて出すつもりで仕込みましょう。
Point②:一つも欠かせないトッピング
👉📽YouTube 03:05~
メイントッピングのトマトを麺と一緒に食べるために薄くスライスしましょう。薄すぎると盛り付けが大変なのでほどよく薄めに。
トマトはもちろん必須なのですが、実はその他のトッピングが非常に大切です。
- ・紀州梅:これなしでは完成しません。はちみつ漬けで甘く仕上がっていますがこの甘味と酸味と塩味がラーメン全体に与える力は凄まじいです!
- ・レモン:レモンの酸味がトマトをより一層美味しく感じさせてくれます。完熟したトマトはその名の通り完熟して甘味が強く酸味が弱いです。その補強と風味付けの二つの役割があります。
- ・おろし生姜:この生姜のアクセントがスープ全体にさわやかな辛みとスパイシーさを与えてくれます。少しづつと化しながら食べるのがおススメですよ!
夏バテしてしまう前に、夏にピッタリなこのラーメンを食べましょう(*´ω`*)
💡参考にしました:クエン酸の効果とは?お菓子・お料理・お掃除活用法|共立食品
Point③:麺が命!キンキンに冷やすこと!
👉📽YouTube 04:54~
僕はいつも3度に分けて麺を冷やします。
- 1度目、茹で上がりの麺はそのままでは触れないほど熱いので菜箸で混ぜながら冷やす
- 2度目、①の麺はまだ水道水の温度まで下がり切っていないので、水道水の温度帯まで下げるため流水で冷やす
- 3度目、水道水の温度帯まで下がっているがこのままでは美味しくありません。最後はキンキンに冷やした氷水の中で、表面のぬめりを取りながらもみ洗いします。
③の注意点ですが、氷を入れた水で洗うのではなくしっかりと氷の温度帯(0℃)まで冷えた氷水の中で麺を冷やすということを忘れないでください。
👇さっそく動画にてチェック!
🍜冷しトマトラーメン・まずはYouTubeでチェック!
夏にピッタリなトマト・レモン・梅干しの酸味、トマトと和風出汁のうまみとコクが共存する美味しい『冷しトマトラーメン』の作り方をYouTubeで動画をアップしていますのでチェック👍
塩タレと醤油タレのミックスがポイント
梅干しの役割にぜひ気づいてください(´ω`*)↓
スープの作り方・時系列
おおまかな手順にはなりますが、基本的には以下の通りで進めていきます。
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STEP1前準備前日に昆布と干し椎茸を水に浸けておく(🎈📽YouTube 00:38~)
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STEP2スープ作り①一晩経った鍋を火にかける(🎈📽YouTube 01:10~)
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STEP3スープ作り②沸騰する直前に昆布を取り出す(🎈📽YouTube 01:22~)
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STEP4スープ作り③沸騰したら魚節Mixを入れ30分弱火で煮る(🎈📽YouTube 01:35~)
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STEP5スープ作り④30分後、減った分の水を足して再沸騰させる(🎈📽YouTube 01:52~)
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STEP6スープ作り⑤再沸騰したら花かつお節を入れ火を止め、このまま粗熱を取ります(🎈📽YouTube 02:00~)
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STEP7スープ作り⑥スープが冷えたら裏ごします(🎈📽YouTube 02:20~)
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STEP8スープ作り⑦スープの完成。冷蔵庫に入れ良く冷やしておく(🎈📽YouTube 02:56~)
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STEP9調理①トッピングの準備(🎈📽YouTube 03:05~)
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STEP10調理②麺を茹でます(🎈📽YouTube 04:14~)
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STEP11調理③茹で上がった麺は3回に分けてよく揉み洗いをしてぬめりを取りきちんと冷やす(🎈📽YouTube 04:54~)
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STEP12盛り付け盛り付けします(🎈📽YouTube 05:37~)
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STEP13仕上げ完成です!!(🎈📽YouTube 07:21~)
🍜冷しトマトラーメン・材料の準備
僕の自慢の自家製「醤油タレ」と「塩タレ」を2種類掛け合わせたタレを使います。
合わせる和風出汁は、5種の魚節(花かつお・鯖節・鯵節・宗田鰹節・鰯の煮干し)のイノシン酸・昆布のグルタミン酸・干椎茸のグアニル酸のうまみが凝縮した和風スープです。
スープの材料
🍥スープ(動物系)の材料
- なし
🍥スープ(魚介系)の材料
- 昆布・・・北海道産昆布 20g
- 花かつを節・・・30g
- 鯖節・鯵節・宗田鰹節・鰯の煮干しのミックス・・・50g
🍥スープ(香味野菜類)の材料
- 干しシイタケ・・・5つ
チャーシューの肉の種類
- なし
香味油はコレ
- オリーブ油(ex)・・・30cc
タレはコレ
- 醤油たれ・・・25cc(【#014】醤油タレの作り方)
- 塩たれ ・・・25cc(【#050】塩タレ(改良版)の作り方)
🍜冷しトマトラーメン・麺の選び方
ベストマッチな麺はコレ!
🍥『極細ちぢれ麺』です
トマトのおいしさを存分に味わってもらえるように極細麺をチョイスしました。麺はしっかりと冷水で締めてあるので細麺のコリコリした食感に、完熟トマトのとろけるおいしさが絡みついて一体感バッチリ!
🍜冷しトマトラーメン・おすすめなトッピングと香辛料
『冷しトマトラーメン』のトッピングです。
- 今回のメイン食材”夏の完熟トマト”
- 酸味と清涼感をプラス”レモン”と甘味・酸味・塩味の”紀州梅(はちみつ漬け)”
- 適度な辛みとスパイシーさを演出”おろし生姜”
です。
動画にもあります通り、青味としてカイワレ大根を使用しました。万能ねぎでもいいかなと思ったのですが、カイワレの香りと辛味のほうが全体的なバランスが取れると思い選択しました。
おすすめのトッピング
🍥トッピングの材料
- 完熟トマト・・・地場モノを使いましょう
- 紀州梅 ・・・はちみつ漬けでないとだめです
- レモン ・・・薄くスライス
- おろし生姜・・・たっぷりトッピング
- カイワレ大根・・シャキシャキ
おすすめの香辛料
🍥香辛料の種類
- カエンペッパー・・・おすすめ度
- ジェノベーゼ ・・・おすすめ度
生姜があるのでスパイシーさはあると思いますが、カエンペッパー(粉末唐辛子)があればピリッと感がより強調されて美味しいです。オリーブオイルとトマトが揃っているので、イタリアンっぽくジェノベーゼもおススメです。
🍜冷しトマトラーメン・まとめ
『冷しとまとラーメン』の動画は見ていただけましたでしょうか?
あらためて特徴を3つにまとめますと、
- 前日にから作る”本格的和風らーめん出汁”
- 薄くスライスした“完熟トマト”と計算した”3種のトッピング”
- 細くとも歯ごたえバッチリな”極細ちぢれ麺をしっかり氷水で冷やす”
ここを外さなければ自作の『冷しトマトラーメン』は完成します。
冷たいラーメンを作る上で必ず行ってほしいことは、スープも麺もしっかり冷やすことです。中途半端に冷やすとモヤっとした味わいになってしまい、せっかくの調理の手間や味付けが台無しになってしまいます。
スープは冷蔵庫に入れしっかりと冷やす。麺も氷水の温度でしっかりと締めて冷やす。地味ですが一番大切なことです。
完璧を目指すよりもまずは作ってみることのほうが大切!
せっかくなのでぜひ一度作ってみてYouTubeのコメントに報告ください( *´艸`)
自分で作った『冷やしトマトらーめん』は、一度食べたらやみつきになりますよー(*´з`)
🍜冷しトマトラーメン・あとがき
『冷しトマトラーメンのつくりかた』に関して、動画では伝えきれない注意点などを書いてきました。
YouTubeでの登録者が1,000人を突破したことの記念にとオリジナルの冷たいラーメンを公開させていただきました。
夏が旬のトマトは、スーパーでも安く手に入ります。惜しまずたっぷり使って夏バテ対策として作って召し上がってください。梅干しやレモンのクエン酸も夏の疲れた体にはピッタリですよ!!
質問やコメントなどはYouTubeのコメント欄に書いていただければ必ず目を通します。
引き続き、動画だけでは伝えきれない細かなことも書いていきますのでブログに遊びに来てください(*´ω`*)
ぜひ『週末』に『ラーメン』作ってみて下さいね(´ω`*)
最高においしかった~ごちそうさまでした(*´з`)