今回は、定番のラーメンの一つである『タンメン(塩タンメン)』の作り方です。
たんめん(湯麺)は塩味ベースのラーメンに炒めた野菜をたっぷりのせた具だくさんのラーメンです。蒙古タンメンに代表される味噌をベースにしたタンメンもよく見られますね。
野菜が好きな方、特に女性にファンが多いように思うのは僕だけでしょうか?
今回のポイントは
- 豚ガラを主体に香味野菜を入れた野菜の甘味たっぷりのリッチスープを作り
- たっぷりの野菜とすりおろしショウガをトッピングして清涼感をプラス
- 特製の塩だれで味付けをした塩タンメンを仕上げます。
では、早速『塩たんめん』の作り方を見ていきましょう!
🍜タンメン(塩タンメン)・これだけは押さえたい3つのポイント
『タンメン(塩タンメン)』を作っていくうえでのポイントを3つにまとめてみました。
Point①: 豚ガラと野菜の甘味を活かしたスープを作る
Point②: 鶏油を使って野菜炒めを作る
Point③: オリジナルの『ラーメン塩ダレ』と『ショウガ』が決め手
Point①:豚ガラと野菜をプラスして、スープに甘みと複雑性を与える
👉📽YouTube 00:23~
豚の背ガラを中心に、濃厚なスープというよりかはあっさり目のスープを作ります。野菜の甘味をスープに活かしたいので、甘味の出る野菜を中心に材料を選びました。
皆さん捨ててしまう野菜の芯ですが、実はとても甘みがあっておいしい部分です。特にキャベツや白菜の芯はごちそう級の甘味を持っています。捨てずにスープに使いましょう。
そのおかげで食材は基本的に捨てることはしませんョ
Point②:チー油を使って野菜炒めを作ります
👉📽YouTube 05:50~
野菜炒めが乗った『野菜タンメン』ですが、炒め油にこだわることで1ランクアップしたラーメンを作ることができます。今回はチー油を使って野菜炒めを作ることで、豚ベースのスープの美味しさに鶏の旨味もプラスすることが出来ます。
野菜炒めを作る上で大切なことですが、塩コショウで下味をつけることを忘れないでください!
味の薄い野菜炒めを作る感覚で作ることが大切。味付けしすぎるとしょっぱいラーメンになってしまいますし、味付けしないとボヤっとした美味くも不味くもない中途半端なラーメンが出来上がります。
Point③:『ラーメン塩ダレ』と『ショウガ』が決め手
👉📽YouTube 08:14~
タンメンは塩味がベースのラーメンです。ここで使用するのは特製の『塩ダレ』で味付けを行います。
この塩だれは魚介のうま味もしっかりと効いており、かつシイタケのうま味成分である”グアニル酸”もたっぷりと含まれているため、大変おいしく仕上げることが出来る自慢の塩たれです。
仕上げの”おろし生姜”もたっぷりトッピングすると、辛味のアクセントと清涼感がプラスされて最後まで飽きずに美味しく食べることが出来ますよ(*´ω`*)
👇さっそく動画にてチェック!
🍜タンメン(塩タンメン)・まずはYouTubeでチェック!
野菜たっぷりの『タンメン(塩タンメン)』の作り方をYouTubeで動画をアップしていますのでチェック👍
生姜のアクセントがポイントです
野菜のシャキシャキ感が食欲をより一層掻き立てます(´ω`*)↓
スープの作り方・時系列
おおまかな手順にはなりますが、基本的には以下の通りで進めていきます。
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STEP1準備①材料の準備とスープ用野菜の切り出し(🎈📽YouTube 00:23~)
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STEP2準備②豚の背ガラの掃除(🎈📽YouTube 01:48~)
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STEP3スープ作り①スープを仕込みます(🎈📽YouTube 02:08~)
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STEP4スープ作り②灰汁をしっかりと取り除く(🎈📽YouTube 02:38~)
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STEP5スープ作り③スープに野菜を投入(🎈📽YouTube 02:54~)
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STEP6調理①途中でチャーシューを取り出して煮付ける(🎈📽YouTube 03:30~)
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STEP7スープ作り④完成したスープを漉す(🎈📽YouTube 03:55~)
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STEP8調理②タンメンの野菜の準備(🎈📽YouTube 04:03~)
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STEP9調理③塩タンメンを作りスープを仕上げる(🎈📽YouTube 05:50~)
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STEP10調理④麺を茹でる(🎈📽YouTube 07:48~)
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STEP11盛り付けスープ・野菜・ナルトを盛り付け、仕上げに生姜をおろしかける(🎈📽YouTube 08:14 ~)
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STEP12仕上げ完成です!!(🎈📽YouTube 09:26~)
🍜タンメン(塩タンメン)・材料の準備
タンメン(塩タンメン)は、鶏ガラベースでも豚ガラベースでも、はたまた両方使ったスープでも美味しく作ることが出来ます。
それは基本的に野菜を前面に押し出したラーメンであるためですが、だからと言ってスープをおろそかにしてしまうとおいしいラーメンにはなりません。
しっかりと出汁の効いたスープを作りましょう!
スープの材料
🍥スープ(動物系)の材料
- 豚の背ガラ・・・2kg分
🍥スープ(魚介系)の材料
- 昆布・・・切り昆布3枚程度
🍥スープ(香味野菜類)の材料
- 干しシイタケ・・・3つ
- 玉ねぎ・・・大1玉分(半分カット)
- 長ネギの青いところ・・・5本分
- 生姜・・・大き目&厚めでスライス2枚
- にんにく・・・1玉(よこ半分にカット)
- キャベツの芯・・・1玉分
- 白菜の芯・・・1玉分
- りんご・・・1個
チャーシューの肉の種類
- 豚肉・・・豚小間肉(どこでも可)
香味油はコレ
- 香味油・・・【#011】チー油の作り方
タレはコレ
- 塩たれ・・・【#050】塩タレ(改良版)の作り方
🍜タンメン(塩タンメン)・麺の選び方
タンメン(塩タンメン)に使用した麺は『中太麺』です!
ベストマッチな麺はコレ!
🍥麺の太さは中太麺がおススメです
麺は中太麺がおすすめです。ちぢれはあってもなくてもどちらでも合います。
中太麺をおススメしていますが、細麺でも美味しいと思います。ただし、細麺を使う場合は麺のゆで加減はカタメに茹で上げましょう!野菜と一緒に食べると、どうしても口の中は野菜で一杯になるので麺がドンドンと伸びていってしまいます。
個人的には
- ①中太ストレート麺
- ②低加水の細麺
- ③多加水ちぢれ麺
の順でおすすめします。結論としては、どんな麺種でも合わせれるってことですね笑( ゚Д゚)
🍜タンメン(塩タンメン)・おすすめなトッピングと香辛料
『タンメン(塩タンメン)』のトッピングです。
- しっかりと炒めて甘みを出した”たっぷりの野菜”
- 仕上げにすりおろした”生姜”
- 無くてもいいですが…飾りの”なると”
この3つです。
上記でも伝えていますが、野菜炒めには下味である塩コショウは必須です。もし、下味をしたくないorめんどくさいとお考えの方はスープの味を濃いめしましょう。目安として塩タレを1.5倍の量である60ccほど加えれば全体としてまとまります。
ただ、味は劣りますのでそこは留意の上で(^-^;)
おすすめのトッピング
🍥トッピングの材料
- たんめん野菜・・・白菜を中心にキャベツ・もやし・人参・ニラ・きくらげ
- 豚肉 ・・・小間切れ。
- なると ・・・飾り用
- しょうが ・・・おろしたてが一番
おすすめの香辛料
🍥香辛料の種類
- ラー油 ・・・おすすめ度
- 黒コショウ・・・おすすめ度
生姜をたっぷりすり下ろせばそれで十分ではありますが、さらにインパクトが欲しい方におススメなのは黒コショウです。コショウの香気は独特の風味を与えてくれるのと同時に、かみつぶした時の辛味が野菜を食べる際にアクセントを加えます。
ちょっと変化球で、卓上にあるラー油を回しかけてもおいしいです。辛さとごま油の香りが食欲を増進させてくれますよ( *´艸`)
🍜タンメン(塩タンメン)・まとめ
『タンメン(塩タンメン)』の動画は見ていただけましたでしょうか?
あらためて特徴を3つにまとめますと、
- 豚ガラと香味野菜ベースのこってり清湯スープ
- たれは”塩だれ”、鶏の旨味の宝庫”チー油”
- 炒めて甘みを出した”白菜を中心としたタンメン野菜”
ここを外さなければ自作のタンメン(塩たんめん)は完成します。
野菜はお好みの野菜をこれでもかってくらい大量に炒めて作ってみて下さい。今回は定番の野菜を基本に作りましたが、おススメは何と言ってもベース野菜(白菜・キャベツ・もやしなど)にその時期のおいしい野菜を混ぜて作ることをおススメします。
春であればキャベツや玉ねぎ、夏はとうもろこしや茄子、秋にはキノコやかぼちゃ、冬にはカブや大根・白菜など、なんでも入れてオッケーです。
完璧を目指すよりもまずは作ってみることのほうが大切!
せっかくなのでぜひ一度作ってみてYouTubeのコメントに報告ください( *´艸`)
自分で作った『タンメン(塩タンメン)』は、一度食べたらやみつきになりますよー(*´з`)
🍜タンメン(塩タンメン)・あとがき
『タンメン(塩タンメン)のつくりかた』に関して、動画では伝えきれない注意点などを書いてきました。
ベースのスープは鶏でも豚でもミックスでもいいです。たっぷりの野菜炒めが上に乗りますが、スープ自体にも野菜のうま味と甘味を溶け込ませることも大切な要素の一つです。
野菜炒めを作るとき、サラダ油でももちろん構いませんがワンランクアップしたラーメンを作るには今回のように『チー油(鶏油)』や『ラード(豚脂)』を使うとコクとうまみが増しより美味しいタンメンに仕上がります。
質問やコメントなどはYouTubeのコメント欄に書いていただければ必ず目を通します。
引き続き、動画だけでは伝えきれない細かなことも書いていきますのでブログに遊びに来てください(*´ω`*)
ぜひ『週末』に『ラーメン』作ってみて下さいね(´ω`*)
最高においしかった~ごちそうさまでした(*´з`)