今日は、誰でも簡単にプロのクオリティに仕上げてくれる魔法の調理道具『低温調理器』で作る『鶏むねチャーシュー』の作り方です。
脂の噛んでいない肉(部位)と相性がとても良い低温調理器ですが、今回は鶏チャーシューなので鶏の中でも脂肪分がほぼ皆無に等しい「鶏胸肉」を使用して作っていきます。
レアっぽいのに火が入っている(殺菌されている)調理法。鶏の胸肉を使ってこの食感を出すには低温調理器を使わないと不可能です。
今回のポイントは
- 脂肪分の少ない鶏の胸肉を使用
- ホタテや魚介の旨味が詰まった特製の塩タレで味付け
- あとは低温調理器に入れてタイマーセットするだけ
では、早速『低温鶏チャーシュー』の作り方を見ていきましょう!
🍜低温鶏チャーシューの作り方・これだけは押さえたい3つのポイント
『低温鶏胸肉チャーシュー』を作っていくうえでのポイントを3つにまとめてみました。
Point①: 肉の厚みを見極める
Point②: 味をつけるのはいつ?
Point③: 真空状態にするのが大切です
Point①:肉の厚さで調理時間が変わります
👉📽YouTube 00:22~
調理時間を考える際には肉の厚みが非常に大切です。同じ重さでも厚さはさまざま、肉のカットの仕方や、その肉が先端部位なのか中心部位なのかでも厚さはバラバラで、一概に何センチと言い切ることは不可能です。
本来は肉の中心部の温度を測る温度計があるといいのですが、わざわざ用意するのも大変だと思いますので、下記の記事を参考に『記載されている時間より長めにセットする』ことを意識すれば大丈夫でしょう。
💡参考にしました:極上プロテイン!2種のサラダチキン:BONIQ公式簡単おいしい低温調理レシピ→2023年にリンク先が変更になり、削除されてます。
新しいサイトはこちら→鶏肉レシピ/鶏むね:BONIQ
Point②:味付けは最初に行いましょう
👉📽YouTube 00:47~
低温調理を行う際に、最初から味をするか調理後にするか意見が分かれるところです。
最初に味をしてしまうと塩分の浸透圧の関係で水分が逃げてしまうという欠点があります。それと反対に、味をつけていなくとも火が入るの過程で必ず水分は出てしまうものなので気にしすぎることはないという意見もあります。
どちらも間違っていないので、どこまでこだわるかはその調理する人間の考え方次第なのですが、僕はめんどくさがりなので最初に入れちゃいます笑
今回の味付けは【#050】塩タレ(改良版)だけ。この塩タレは塩だけでなく、帆立の旨味に加え5種類の魚節(鰹節・鯖節・鯵節・宗田鰹節・鰯の煮干し)と椎茸・昆布・塩のミネラルが詰まった自慢の塩タレです。
Point③:空気が入ると温度がうまく伝わりません
👉📽YouTube 02:00~
これも大切なポイントですが調理する食材と袋の間の空気はしっかりと抜くことが大切です。
空気が入っていると、お湯と食材がうまく接触しないため調理できません。動画内にありますように、ジップロックをお湯の中につけていくときに抜くのが手間もお金もかからない方法です。
ただ、もしご家庭に『真空パック器』があるなら、水漏れの心配もないですし食材同士が重なって上手に仕上げることができないなんて心配もなくなるので、お持ちの方はぜひ使うことをおススメします。
👇さっそく動画にてチェック!
🍜低温鶏チャーシューの作り方・まずは動画でチェック!
『低温調理チャーシュー』の作り方をYouTubeで動画をアップしていますのでチェック👍
しっとりジューシーな食感は低温調理ならでは
鶏肉の皮は必ず剥いでからです(´ω`*)↓
低温鶏チャーシューの作り方・時系列
おおまかな手順にはなりますが、基本的には以下の通りで進めていきます。
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STEP1準備①鶏胸肉の皮を取り除く(🎈📽YouTube 00:22~)
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STEP2調理①チャーシュー用の肉をジップロックに入れ、味付けする(🎈📽YouTube 00:47~)
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STEP3準備②大きな鍋に低温調理器とお湯を入れ温度を61℃セット(🎈📽YouTube 01:37~)
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STEP4煮込み①61℃になったら、肉の入ったジップロックをお湯の中で真空状態にして70分低温調理する(🎈📽YouTube 02:00~)
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STEP5煮込み②70分後、肉を取り出す(🎈📽YouTube 03:05~)
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STEP6盛り付け①チャーシューを袋から取り出し、ペーパーで水気をしっかり取る(🎈📽YouTube 03:39~)
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STEP7盛り付け②お好みの厚さにカット(🎈📽YouTube 03:50~)
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STEP8仕上げ盛り付けたら完成!!(🎈📽YouTube 04:23~)
🍜低温鶏チャーシューの作り方・材料の準備
上記でもお伝えしましたが、今回の味付けは【#050】塩タレ(改良版)だけです。
この塩タレは、帆立の旨味に加え5種類の魚節(鰹節・鯖節・鯵節・宗田鰹節・鰯の煮干し)と椎茸・昆布・塩のミネラルが詰まった自慢の塩タレです。これだけで十分味付けできますので、『一家に一塩タレ』をストックしましょう(笑)
チャーシューの肉の種類
- 鶏の胸肉・・・2枚(厚み約2cm)
香味野菜
- なし
調味料あれこれ
- 【#050】塩タレ(改良版)・・・35cc
その他、必要な食材・材料
- なし
🍜低温鶏チャーシューの作り方・おつまみとして食べる
しっとりジューシーに仕上がった鶏胸肉チャーシューは、オリーブオイルと黒コショウを振かけていただきました(*´з`)
おすすめの薬味
🍥薬味の材料
- 水菜 ・・・食感のアクセントに
- トマト・・・夏野菜で家にあったので
- レモン・・・いっぱい絞ってサッパリと
おすすめの香辛料・調味料など
🍥トッピングとして
- ブラックペッパー・・・おすすめ度
- 一味唐辛子 ・・・おすすめ度
- おろしにんにく ・・・おすすめ度
レモン汁がたっぷりなので、オリーブオイルのコクと酸味がマッチして美味しくいただけます。そこにブラックペッパーはアクセントにピッタリの相性です。
一味唐辛子はぼやけた味の手助けとして、また辛党の方にはタバスコもおすすめです。おろしにんにくはもう少しパンチが欲しい方向け。にんにくの香りが白ワインやビールをよりおいしくさせるでしょう( *´艸`)
🍜低温鶏チャーシューの作り方・まとめ
『低温調理で作るチャーシューの作り方』の動画は見ていただけましたでしょうか?
この記事の冒頭でお伝えした3点のポイントを守れば簡単に作ることが出来ます。
材料セット、低温調理器セット、タイマーセット、以上!!ってくらい簡単です。
『低温調理器』は非常に単純なクッキングツールで、初心者でもプロが作ったようなしっとりジューシーな仕上がりにできる魔法のような調理器具です。ただ、調理時間が長いため管理するのが唯一の面倒なことですね。
僕の使用しているANOVAは良い商品なのですが、僕が購入した当時はまだ国産の低温調理器はなく、外国製ゆえに今でも別売りのコンセントアダプタが必要になります。
今は国産で『BONIQ』という商品がありますので、今購入されるならコンセントアダプタも必要なく、日本語レシピも豊富なボニークをおススメします。
★記事を参考にしたBONIQ。安心の国産メーカーで、自社HPにはたくさんレシピを公開していますので、様々な食材で低温調理を試したい方には最適です。このBONIQの最上位機種の『BONIQ PRO』はパワフルな1200Wで調理時間の短縮が出来ます。さらに、僕が使っているものと同じくWi-Fiに対応しており、無料のアプリからスマホで出先から管理できるのが最大のメリットです。ただ、値段が高いのがネックですね。
★もうひとつも同じBONIQの商品。この商品でも十分低温調理を楽しめます。最大のメリットはPRO版より安いことですが、僕個人としてはWi-Fi管理ができないこと&サイズが大きめなところがおススメ出来ないポイントです。手軽に楽しむならこの商品、長く使いたいならPRO版をおススメします。
★低温調理器で調理するときのコンテナです。なかなかこういうサイズと作りのコンテナがなくて困るんですよね…ただ、僕もそうですが寸胴鍋で十分作れます。ほしい方・こだわる方はどうぞ。
自分で作った低温調理の鶏むねチャーシューは、一度食べたらやみつきになりますよー(*´з`)
🍜低温鶏チャーシューの作り方・あとがき
『しっとり柔らか鶏チャーシューの作り方』に関して、動画では伝えきれない注意点などを書いてきました。
低温調理の方法ですが、本来はゆーっくり火を入れて&休ませてと繰り返して作り上げるので、非常に手間がかかり、火の入り加減を見極める技術が必要な非常にレベルの高い調理法でした。脂がほどよく入った肉(部位)はこの方法でも作りやすいです。
ですが、脂肪分の無い今回のような鶏胸肉は、低温調理器を使わないと非常に難しいです。ということは、鶏の胸肉や豚のヒレ肉には非常に相性の良い調理法ということですね。
質問やコメントなどはYouTubeのコメント欄に書いていただければ必ず目を通します。
引き続き、動画だけでは伝えきれない細かなことも書いていきますのでブログに遊びに来てください(*´ω`*)
ぜひ『週末』に『ラーメン』作ってみて下さいね(´ω`*)