今日はラーメンのトッピングシリーズ第1弾として、みんな大好き『チャーシュー』の作り方について説明していきます。
どのラーメンにも欠かすことのできない代表トッピングのチャーシュー。語源からすると『焼豚』になるのですが、ラーメンの場合はスープで煮だした後の肉をチャーシューにすることが多いです。よって、今回はチャーシュー(煮豚)の作り方をご紹介します。
手間やガス代節約のためにもラーメンスープを作りながら煮込んで、柔らかくなってきたら特製のタレに漬け込むことで味を浸透させることがポイントになります。
では、早速『ラーメンチャーシュー』を作る際のポイントをお伝えします。
🍜チャーシュー(煮豚)の作り方・これだけは押さえたい3つのポイント
『チャーシュー(煮豚)』を作っていくうえでのポイントを3つにまとめてみました。
Point①: ラーメンのスープと同時に仕込む
Point②: 肉が柔らかくなったか確認作業を必ず行う
Point③: 味を滲みこませるためのちょっとしたコツ
☆ポイントの解説前に、ちょっとした小話をどうぞ↓
なぜラーメンにおいてのチャーシューは”炙り焼くチャーシュー(叉焼)”ではなく”煮るチャーシュー(煮豚)”になったか。
- 本来の叉焼は、炙り焼きながら蜂蜜などで味つけされたもので単体でおいしく食べる前菜としての一品料理扱い。その完成された叉焼は、強い味付け(うますぎて)でラーメンのトッピングとしてはバランスが良くないです。
- 下茹でをラーメンスープで行い、味付けをタレで行うことで豚肉のうま味をスープ・タレ各々へ移しています。先人の知恵はすごいですね。最近では、チャーシューは別で仕込むお店も多いです。低温調理器具なども身近になったことでチャーシューの価値も上がりました。
今後、本格煮チャーシューの作り方や低温調理チャーシュー、炭火で作り上げる叉焼の作り方もご紹介していきますのでお楽しみに(*´з`)
Point①:ラーメンスープを作ると同時に、チャーシューも作る!
👉📽YouTube 00:43~
まず、チャーシューを作る上での大前提として”完全に火を通す”ことと”柔らかく仕上げること”が重要なことです。
その両方が簡単に出来てしまうのが、ラーメンスープと同時に煮ることです。
Point②:茹で上がりは必ず串を指して肉の硬さの確認をする
👉📽YouTube 02:12~
煮込み終わりの目安は、肉の中心まで柔らかくなっていることです。そのために肉の一番厚い部分に串を刺してスッと通れば完璧です。
串を刺したときに途中で引っかかったり、そもそも串が通らなかった場合は煮込み足りません。その場合は10分ほど追加で煮込みながら、柔らかくなるまで煮込んでいきましょう。
Point③:冷ましながら味を滲みこませることが重要
👉📽YouTube 05:24~
動画内でも伝えていますが煮物などと同様で、うまく味を含ませるには冷める過程で味が染み込む原理を利用しましょう。
💡参考にしました:煮物はなぜ冷めると味が染み込むのか|味博士の研究所
今回は、丸々一本の肩ロースを使用したので味が染み込みにくいと思う方もいらっしゃると思いますが、実際はそこまで気にする必要はありません。
もし一度作ってみて、味が薄いなぁと感じることがありましたら厚みを薄くしてみたり(半分にカットする)煮込む前にフォークなどで肉に穴をあけて下さい。ただし、穴をあけるとチャーシューは型崩れしやすいのでひもで巻いたりチャーシュー用のネットを巻く必要があります。
👇さっそく動画にてチェック!
🍜チャーシュー(煮豚)の作り方・まずは動画でチェック!
『チャーシューのつくりかた』YouTubeで動画をアップしていますのでチェック👍
おすすめの部位は肩ロースです
今回は小さめの2~2.5kg程度の豚肩ロースでチャーシューを作りました(´ω`*)↓
自家製チャーシュー(煮豚)の作り方・時系列
おおまかな手順にはなりますが、基本的には以下の通りで進めていきます。
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STEP1煮込み①チャーシュー用の肉を鍋に入れる(🎈📽YouTube 00:43~)
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STEP2煮込み②約90分煮込む(🎈📽YouTube 01:42~)
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STEP3煮込み③串を刺して肉の柔らかさを確認する(🎈📽YouTube 02:11~)
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STEP4味付け①煮豚に味付けする(🎈📽YouTube 02:55~)~
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STEP5味付け②火にかけて10分ほど肉を返しながら軽く煮込む(🎈📽YouTube 03:56~)
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STEP6味付け③冷ましながら味を滲みこませる(🎈📽YouTube 05:31~)
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STEP7調理①肉が冷める間に、おつまみチャーシュー用の薬味を切り出す(🎈📽YouTube 05:38~)
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STEP8味付け④粗熱が十分取れた約3時間後に味付けした肉を取り出す(🎈📽YouTube 06:50~)
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STEP9調理②チャーシュー肉カット(🎈📽YouTube 07:50~)
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STEP10仕上げ盛り付けて完成!!(🎈📽YouTube 09:35~)
🍜チャーシュー(煮豚)の作り方・材料の準備
僕が作る料理のほとんどは、ほとんど意味をなさない材料や調味料は入れず極力最小限の調味料で作りることをモットーにしています。
今回は、”ヤマサの新味しょうゆ”と”ミツカンのほんてり”の2種類のみでつくりました。
チャーシューの肉の種類
- 豚肩ロース・・・2~2.5kg(赤身と脂質のバランスが良い肩ロース)
調味料あれこれ
- ヤマサの新味醤油 ・・・1000cc
- ミツカンほんてり(みりん風調味料)・・・ 500cc
その他、必要な食材・材料
- なし
🍜チャーシュー(煮豚)の作り方、おつまみとして食べる
フルコースでいうメイン食材であるチャーシュー。
今回は多めに肩ロースチャーシューを丸々1本作りましたので、お酒のおつまみにしましょう。お好きな薬味を添えることで、より一層美味しさに拍車をかけますね(*´з`)
おすすめの薬味
🍥薬味の材料
- ねぎ・・・長ネギの斜に薄切り
- 生姜・・・針生姜(長ネギと同じ長さで)
おすすめの香辛料
🍥香辛料の種類
- 黒コショウ・・・おすすめ度
- ラー油 ・・・おすすめ度
- ごま油 ・・・おすすめ度
スライスしたねぎと針生姜は、一度軽く水にさらしてよく混ぜ合わせましょう。
サッパリ食べたい方はそのままでもいいですが、黒胡椒をかけるとよりお酒がススミマス(´ω`*)
また、ごま油をかけると中華料理感が増されておいしいです。辛いのがお好きな方はラー油を回すと食欲増進されますね。お好きな香辛料で楽しみましょう!
🍜チャーシュー(煮豚)の作り方・まとめ
チャーシューを作る際に気をつけるポイントは上記で述べました。
ポイントさえ気をつければ美味しいチャーシューが作れます。あえて注意点があるとするとあせらないことです。味が染み込むには時間がかかりますので、いったん冷めるまではしっかり漬け込むことを意識しましょう。
チャーシューの煮汁は『基本の醤油ラーメン』のタレとして使用しています。甘さが強いのでお好みで調整してください。
また残った煮汁はもったいないので再利用しましょう💡
砂糖・かつおだし・昆布を足して【自家製のめんつゆ】としてい蕎麦や煮物の味付けにどうぞ(^^♪
自分で作ったチャーシューは一度食べたらやみつきになりますよー(*´з`)
🍜チャーシュー(煮豚)・あとがき
チャーシューを作る上で、動画では伝えきれない注意点などを書いてきました。
つぎは、同じく代表的なトッピングのメンマの作り方をご紹介します。
質問やコメントなどはYouTubeのコメント欄に書いていただければ必ず目を通します。
引き続き、動画だけでは伝えきれない細かなことも書いていきますのでブログに遊びに来てください(*´ω`*)
ぜひ『週末』に『ラーメン』作ってみて下さいね(´ω`*)